カラオケは日本が発祥地!世界で進化したカラオケとは?

バーなどでマイクを片手に歌うカラオケ。好きな方も多いのではないでしょうか。

カラオケは、アニメと同様日本から世界に広まったサブカルチャーだというのをご存知ですか。本場日本には、全国各地にカラオケ専門店があり、カラオケを体験したことがない人のほうが稀というくらい社会に根付いた文化です。

今回はどのようにカラオケが生まれ、世界に広まったことで進化したカラオケについてふれていきます。

カラオケがどのように生まれたのか?

「Karaoke」は、日本語でも「カラオケ」と発音します。日本語で「カラオケ」の「カラ」は「中身がない」という意味で、「オケ」は「オーケストラ」の略で、放送業界で使われていた専門用語です。

本来は、オーケストラなどの生演奏を使わずに、伴奏が収録されたレコードやカセットテープを使って、プロの歌手が歌を披露することを「オーケストラが入っていない」という意味で、「カラオケ」と呼んでいました。このプロ向けの伴奏の音源を、一般の人向けに改良したのが現在のカラオケの始まりです。

実際に、一般人向けのカラオケが開発されたのは、1960年代後半ごろです。初期のカラオケの機械は、バーなどに設置され、伴奏の音源とマイクで歌った音声を合わせて、小型のアンプから音が流れるようにしただけのシンプルなものでした。

現在の日本のカラオケのスタイルは?

初期のカラオケが開発された頃は、現在のアメリカのようにバーなどのオープンスペースで歌うことが多かった日本のカラオケですが、登場から半世紀以上たった現在、日本人がカラオケを楽しむスタイルはかなり変化しています。

今、日本で「カラオケ」といえば、カラオケボックスで歌うスタイルが一般的です。カラオケボックスは、大きなお店の中にカラオケが出来る小さめの部屋がたくさんあり、その中の一部屋を時間制で借り、友人や同僚など親しい人たちと歌いながら楽しい時間を過ごします。

タンバリンやマラカスなどの小さめの楽器やコスプレの衣装を貸し出しているお店などもあり、非日常を味わうことができる空間です。

また多くのカラオケボックスでは、お酒なども含むドリンクや、ピザやパスタ、スナックなどの軽食を提供しているのでゆっくりカラオケを楽しむこともできます。

世界で人気のカラオケ!地域ごとに様々なスタイル

日本で発祥したカラオケですが、現在はアメリカだけでなく世界中に広がっています。

カラオケが海外に広まっていったのは1980年代ごろといわれています。日本で大人気になったカラオケは、まず台湾に伝わり、その後、海外在住の日本人や、日本に住んでいた中国人などによってアジア各地に広まり、そこから北米やヨーロッパに徐々に広まったといわれています。

世界に広まったカラオケですが、国や地域によって様々な形で進化しています。例えばヨーロッパでは、アメリカのようにバーやレストランなど、人前で歌うスタイルが一般的です。中国では、ショッピングモールなどの公共のスペースに小さな1人カラオケ用ボックスが設置されていて、買い物の合間に歌える気軽なスタイルが人気です。また、中国ではスマホで気軽に歌えるカラオケアプリも人気です。

まとめ

カラオケの発祥地である日本では、カラオケはとても人気で社会に根付いた文化です。

もし日本に行く機会があれば、ぜひ本場の日本のカラオケを体験してみてください。日本全国に、カラオケボックスがあるので気軽に体験することができます。なかなか日本に行く機会がないという方は、アメリカでもカリフォルニアにある弊社グループでカラオケをお楽しみ頂けます。

Bishamon Karaoke
Lounge Ohjah

カリフォルニアに来られる機会があれば、ぜひ世界中で人気となったカラオケ文化を体験してみてください。

【参考リンク】
同志社大学図書館 ~ カラオケのマーケティング史
ニコニコブログ ~ カラオケで盛り上がるには?新機能 次世代カラオケの進化を紹介!
戦後日本のイノベーション100選 ~ 高度経済成長期/カラオケ
Re:I~ カラオケはどのような経緯で日本の巨大産業となったか
全国カラオケ事業者協会 ~ 歴史年表解説/常に最先端技術と結び付いて発展したカラオケ
MATCHA – 訪日外国人観光客向けWebマガジン ~ もうこれで怖くない!日本のカラオケ(karaoke)楽しみ方マニュアル